現行『自書式』投票制の欠陥と問題点を解決する |
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『自書式』投票制の欠陥と問題点 |
『電子式』投票制による解決策 |
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本人確認 |
投票所入場ハガキで選挙人名簿抄本と書面(バー・コード付ハガキは選挙人名簿データと)照合して、投票用紙の受領を認める。 |
バー・コード付投票所入場ハガキの場合は、選挙人名簿データと照合すると同時に投票(IC付)カードを貸与する。 |
投票用紙 |
●必要 |
◎無し |
1.印刷しなければならない。 |
◎経費全額カット |
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2.棄権者の分も用意(印刷)する用紙と経費の無駄。 |
回収したカードは、カード発行機で初期化して使い回しできる。 |
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3.資源保護の世界共通政策課題に逆行。 |
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一人一票の担保 |
●不正確 |
◎正確 |
投票用紙を投票者に手渡す係員の作業が頼り。 |
投票カードと投票端末の両方で電子的に二重制御。 |
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1.投票用紙を間違えて手交(無効票) |
1.投票画面が自動的に当日選挙の全種類の投票を順次表示。一回しか投票できない。 |
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2.持ち出して使える(不正投票) |
2.持ち出しても、他の投票所では使用不可能。 |
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3.投票用紙の偽造が可能(不正投票) |
3.偽造不可能 |
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投票手順 |
●煩雑 |
◎簡素化 |
1. 実施される投票数と同じ回数、「投票用紙受領→票用紙記載→投票箱」を繰り返す。 |
◎経費全額カット |
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2.投票用紙交付係員(複数)が、実施する投票の種類数と同じ組数を必要。 3.面倒で時間かかるから、高齢者や身体障害者には負担が重い。 |
◎有権者の便宜を向上 |
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1.1枚の投票カードを入れた1台の電子投票端末で、投票資格のある全ての選挙を投票が出来る。 |
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2.複数の投票用紙交付係員は不要。 |
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3.簡単に短時間で投票を終了。 |
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投票方法 |
●[自書式] |
◎[タッチ・スクリーン式] |
1.誤字、脱字(疑問票→無効票) 2.他事記載(疑問票→無効票) |
投票画面に表示された候補者(政党)名を押す。 |
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3.類似氏名(案分票) |
1.2.3.による、疑問票、無効票、案分票は無し。 |
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4.代理投票(投票の秘密を侵す) 5.対応できる選挙制度、投票制が限られる。 |
4.本人が自ら投票できるバリアフリーを実現。 |
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5.あらゆる選挙制度、投票制度に対応可能。 |
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投票の秘密 |
●守れない。 |
◎完全に確立 |
筆跡から投票者を特定できる。 |
投票データをランダムに記録するので、投票者の特定は絶対不可能。 |
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なお、視覚障害者、上肢不自由者の代理投票は、「投票の秘密」の権利を侵している。 |
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投票箱 |
●必要。 |
◎不要 |
1.投票の種類数と同じ数量を用意する。 |
◎経費全額カット |
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2.開票所への輸送作業あり。 |
2.集計センターへ正副2枚の記録媒体を送致。 |
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開票 |
●有り。この制度、最大の問題点。 1.開票だけで投票管理事務要員の約四割を占める。 |
◎無し。 |
2.開票終了までの時間が長く、時間外手当等が増加。 |
◎開票所不要 |
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3.開票事務従事者の健康管理が懸念される。 |
◎開票要員不要 |
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◎経費全額カット |
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集計 |
●不正確 |
◎正確 |
1. 開票結果報告の連絡ミスがある。 |
投票段階でデータ化されている。入力作業が無いから、ミスは生じない。 |
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開票結果報告受理、集計作業要員が必要。 |
投票所から送致された投票記録の記録媒体を、集計端末に読み込ませるだけ。 |
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※ 将来、選挙人名簿がネットワークされれば、顔写真付のIC(身分証明)カードで、何処の投票所でも投票可能なようになる。 |
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